俳優の養成所はマネジメントも兼ねていることが多い
俳優オーディションを受けるには、養成所に入所する方法があります。
養成所とは、読んで字の如く俳優を育てるための学校のようなものです。
ここに通って本格的なレッスンを受け、演技力などを身に付けることができれば、自然と俳優オーディションでの合格率も高まっていくでしょう。
養成所の大きなメリットは、所属する人のマネジメントも兼ねているところです。
このおかげで入所してすぐからタレント扱いになり、運が良ければ俳優オーディションの話が即舞い込んでくることもあります。
また大手の有名俳優を多数輩出している養成所なら、それだけで評判が良いので俳優オーディションを受けられる窓口が広いです。
紹介される件数が多いため、とにかく場数を踏みたいという人にもおすすめができる魅力があります。
もちろん養成所の中だけでも競争はありますが、そこを勝ち抜かなければ俳優オーディションでも勝てません。近くにライバルがいれば自分の実力も常に試せますし、環境的にはこれ以上の場所はないのではないでしょうか。
魅力的な代わりにある程度の初期費用が必要
養成所に入れば沢山の恩恵を受けられますが、念のためその費用についても考慮しておかなければなりません。
例えば入会前に支払う初期費用、こちらに5万円から30万円ほど掛かることがあります。
金額に幅があるのは養成所によって違うからであり、高いほど実績や信頼が大きいかと言われるとそうとも限りません。
他にはレッスン用のテキストやレッスン場の使用料、プロフィールに使う宣材写真の撮影料など、本格的な養成を始める前からそれなりの出費を求められます。
ここから俳優オーディションを受けるための遠征費などが加わるので、仮に養成所経由で俳優オーディションを受けるなら予算は大きめに計算しておくことをおすすめします。
とはいえ入所に際して契約事項はありませんし、辞めるタイミングも自分次第で決められます。
実際に養成所は、必ずしもプロを目指す人ばかりが集まるわけではありません。気軽に入る人も多い分、経済的余裕があるなら入っておいて損はないでしょう。
まとめ
養成所のマネジメントに期待をすれば、意外と俳優オーディションは身近な存在になります。
本格的に主役級の役が欲しい人も、養成所で勉強しながら挑戦できるため一石二鳥です。
ただ費用が掛かる分、どこの養成所にどれだけ出費するかはよく考えなければなりません。
単身で俳優オーディションを探す場合の出費額と比べて、優劣を決めるのも悪くないでしょう。
様々な種類の養成所がありますので、是非一度自分自身でリサーチをしてみてください。